「ピラティスと筋トレ(ジム)違いは何?」「どっちが良いの?」と疑問に感じている人も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では以下の疑問にお答えしていきます。
- ピラティスと筋トレ(ジム)の違いは何?
- ピラティスと筋トレどっちが向いている?ダイエットするなら?
- ピラティスと筋トレ併用するなら順番はどっち?
大きな違いはピラティスはしなやかなでスタイルの良い体をつくり筋トレはムキムキな体をつくります。
そして併用時は筋トレ→ピラティスの順で行うとダイエットに効果的です。
わたしはピラティスと筋トレ両方経験しました。それぞれの違いや得られる効果も詳しく説明します。ぜひ最後まで読んでくださいね♪
ピラティスと筋トレの違いを比較表で紹介
ピラティスと筋トレの違いは以下のとおりです。
ピラティス | 筋トレ | |
目的 | 体幹を鍛える | 筋力の増強 |
効果 | 姿勢の改善、柔軟性の向上 日常生活の動作の改善 | 筋肉を大きくする、筋肉の形を整える |
方法 | 体重のみ、またはマシンを使って行う | ウェイトやダンベルなどを使って行う |
スタイル | トレーニング総合的な全身運動 | 部位ごとの集中的なトレーニング |
目指せる身体 | しなやか | ムキムキ |
身体への負担 | 少ない | 多い |
難易度 | 初心者でも取り組みやすい | ある程度の筋力や体力が必要 |
効果実感までの期間 | やや期間がかかる | 短期間 |
同じトレーニングでも沢山の違いがありますね。
ピラティスは姿勢を整えしなやかな体を作るエクササイズです。日常生活を快適に過ごすために役立ったり、体の不調を整えます。
負担が少なく初心者でも取り組みやすいですが、効果を実感するのに時間がかかります。
筋トレは筋肉をつけることを目的としたエクササイズで、腕やお腹などをピンポイントで鍛えます。
短期間で効果が実感でき、モチベーションを維持しやすいですが、体への負担が大きいです。
筋トレは負荷の大きい運動で、短時間で一気に汗をかきます。ピラティスはジワジワと筋肉に効くイメージですね。気づかないうちに全身の体温が上がっていますよ。
それでは次に、ピラティスと筋トレの主な違い3点について、より詳しく説明いたします!
ピラティスと筋トレの主な違い3点を解説
それではピラティスと筋トレの大きな違いを3つ紹介します。
- 有酸素運動と無酸素運動
- 鍛える筋肉が違う
- 目的や効果が違う
違い①:有酸素運動と無酸素運動
ピラティスと筋トレは運動の種類が違います。ピラティスは『有酸素運動』筋トレは『無酸素運動』です。
有酸素と無酸素の運動の違いは以下です。
有酸素運動(ピラティス) | 無酸素運動(筋トレ) | |
---|---|---|
使われるエネルギー源 | 脂肪・酸素 | 糖質 |
主な特徴 | 時間をかけて行う強度の低い運動 | 短時間で行う強度の高い運動 |
主な効果 | 脂肪燃焼・持久力向上など | 筋肉の肥大・筋力の向上 |
他の運動例 | ウォーキング・水泳 | 短距離走・ウエイトリフティング |
有酸素運動は、体内の脂肪を燃やしてエネルギーを生み出します。
脂肪燃焼効果があるため、内臓脂肪が気になる方にも効果的な運動ですね。
一方、無酸素運動の筋トレは、血液や筋肉中の糖をエネルギー源として使います。
たくさんの脂肪燃焼効果は期待できませんが、筋力や基礎代謝が向上します。
有酸素運動は他に『高血圧の予防・改善』『持久力向上』効果がありますよ。
違い②:鍛える筋肉が違う
ピラティスと筋トレでは、鍛える筋肉が違います。
ピラティスはインナーマッスル。筋トレはアウターマッスルです。それぞれの特徴をみてみましょう。
インナーマッスル ピラティス | アウターマッスル 筋トレ | |
---|---|---|
場所 | 体の奥深く | 表面にあり触れる |
働き | 臓器・骨格を支える | 大きな力を発揮する |
鍛えると嬉しい効果 | スタイルが良くなる | 運動能力があがる |
筋力アップ | つきにくく、落ちにくい | つきやすく、落ちやすい |
特徴 | 持久力あり。パワーなし | 持久力なし。パワーあり |
インナーマッスルを鍛えると、姿勢が改善されスタイルがよくなります。
なぜならインナーマッスルは骨格を支える働きがあるからです。
鍛えることで支えている骨格がただしい位置に修正され、猫背やぽっこりお腹やO脚の解消につながります。
結果、背筋がピンとのびた姿勢となりスタイルがよく見えます。
最近では有名なモデルや女優さんもピラティスを行っていますね。
一方アウターマッスルを鍛えると、ボディービルダーのような筋肉ムキムキの体型が実現可能になります。
筋トレは一定の筋肉に大きな負荷を与え、筋肉を増大させます。
『バストアップしたい』『腹筋を割りたい』といった方には最適です。
またアウターマッスルは筋肉がつきやすく効果がすぐに実感できるのも嬉しい特徴です。
違い③:目的や効果が違う
ピラティスは『しなやかなで、歪みのない正しい姿勢』作りを目的としています。
得られる主な効果は以下になります。
- スタイルアップ
- 肩こり腰痛の改善
- ケガの予防
- ダイエット
スタイルが良くなり、日常生活の困りごとを改善してくれる効果が多いですね。
筋トレの目的は『筋肉の肥大』『筋力の増加』で、得られる主な効果は以下です。
- 筋力向上
- 体力向上
- 体を大きくみせる
- 体の引き締め
筋トレはピンポイントに効果が出しやすいため「たるんだ二の腕を引き締めたい!」といったような悩みに効果的。
どのような体づくりを目指しているかで選びましょう!わたしは肩こり解消&スラッとした姿勢のためにピラティスをやっていますよ。
ピラティスと筋トレ(ジム)どっちが向いてる?痩せるなら?
ピラティス筋トレそれぞれの違いについて説明しました。結局どちらが良いのでしょうか?
- スタイルよくなりたい
- 正しい姿勢になりたい
- 運動初心者や体が弱い人
- 痩せやすい体を作りたい
- ムキムキな筋肉を手に入れたい
- 引き締めたい部分が明確にある
- 運動習慣がある
- 短期間でダイエット効果を実感したい
ピラティスはスタイルがよくなりたい人におすすめ。柔軟性も上がるため、しなやかな体のラインをつくれます。
筋トレが向いている人は、ムキムキの筋肉をつけたい人。
「二の腕をなんとかしたい!」や「腹筋を割りたい!」など局部の効果を実感しやすいのも嬉しいですよね。
もし痩せる目的であれば、一番効果があるのはピラティスと筋トレを併用する方法です。
ピラティスと筋トレは相性が良く、インナーマッスルとアウターマッスルを両方鍛えることが出来ます。
しかし「そんな時間もお金もない!」という時は、短期間で局部に効果を出したい場合は筋トレ。
時間はかかるけれど痩せやすい体になるのはピラティスを選ぶと良いですよ。
ピラティスと筋トレを両方併用する時の順番は?どっちが先?
ダイエット目的の場合、筋トレ→ピラティスの順がおすすめです。
なぜなら効率よく脂肪燃焼できるから。
筋トレを行うと、脂肪を分解してくれる成長ホルモンが体内から分泌されます。
筋トレで脂肪を分解し、ピラティスで脂肪燃焼を行う。相乗効果でより効率的に脂肪燃焼できます。
ピラティスの時間を筋トレより少し多めにすると、より脂肪燃焼が期待できます!
注意点として、オーバートレーニングにならないよう無理しないでくださいね。
筋トレ後のピラティスは軽く会話ができる程度のエクササイズを選ぶといいですよ。
まとめ
ピラティスと筋トレの違い、効果や併用する順番をご紹介しました。
- しなやかな体、日常生活を快適にしたいならピラティス
- ムキムキな体を目指すなら筋トレ
- 痩せるなら両方とりいれるのが効果的
- ダイエット目的で併用する時は、筋トレ→ピラティスの順
ピラティスも筋トレもそれぞれのメリットがあります。ぜひご自身にあった方法を選んでみてください♪
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