ヨガを始めたから、沢山通って効果を感じたいと、毎日ヨガをしたり1日2本以上レッスン受けようかな?という方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、
- ヨガを毎日するのはやり過ぎ?
- 理想の頻度は週に何回?
- 毎日行う場合の注意点は?
などについて、分かりやすく説明していきます!
ヨガはやりすぎると体や心に逆効果なことが…。毎日続けるのはいいことですが、無理するほど頑張る必要はありません!
ぜひこの記事を参考にしてくださいね。
ヨガを毎日やるならやりすぎに注意
ヨガは健康や美容にも良いと言われていますが、何事もやり過ぎはよくありません。
メリットはもちろんのこと、デメリットも知った上でヨガをしていきたいものです。
ヨガのやり過ぎで起きるデメリットは以下の通りです。
- 筋肉や関節を痛めることがある
- 心身のバランスが崩れる
- やらなければ!という思いからリラックスできず長続きしない
一つずつ説明していきます。
①筋肉や関節を痛めることがある
毎日長時間走り続けると痛い場所が出てくるのと同じように、ヨガをやり過ぎてしまうと、筋肉や関節に負荷がかかり故障したり怪我に繋がります。
ヨガをやり過ぎてしまいリカバリーする時間を作れずにいると、痛い場所をかばい、また別の場所に痛みが出る可能性は十分にあり得ます。
膝や腰に痛みが出たり、首・肩凝りなどの原因にもなりかねる為、注意が必要です。
②心身のバランスが崩れる
ヨガは呼吸やポーズを用いて、心と身体のバランスを整えます。
ですが、その日の心身の調子を無視してやり過ぎてしまうと、逆に心と身体のバランスを崩してしまうことになります。
身体が疲れているのにハードに動いた結果、気持ちまでぐったりしてしまったり、あまり乗り気じゃない時にヨガをしてみた結果、丁寧に意識が向けられず怪我に繋がる可能性もあります。
心身のバランスが崩れてくると自律神経の乱れに繋がり、様々な心身の不調が表れます。これでは、本末転倒になってしまいますね。
③やらなければ!という思いからリラックスできず長続きしない
せっかく通い放題のプランにしたから、毎日絶対やらなければ!と思ってしまうと、ヨガをすることが義務化してしまいます。
忙しくてヨガを出来なかった日には、罪悪感を感じるかもしれません。
ヨガは誰かに強制されるものでもなければ、義務的に行うものでもありません。
毎日やらなければ!とやり過ぎてしまうと、ヨガの本来持つ心地よさを体感できず、結局すぐやめてしまったということになりかねません。
頻度や回数・1回に行う時間にこだわるよりも、その日の調子に合わせて柔軟に色々な形でヨガを取り入れていくことが、長続きさせる為に大事なことです◎
ヨガは毎日でもOK!最適な頻度や時間
常温ヨガの場合、ご自身の体調がよければ毎日ヨガをしてもOKです◎
もちろん毎日ではなくても、週1〜2.3回でも大丈夫ですよ!
頻度が高いことよりも、定期的なヨガが習慣になることで、体質改善やインナーマッスルの強化などのメリットがあります。
毎日頑張り過ぎてすぐに辞めてしまうよりも、週1回でも定期的にヨガをすることによって様々な効果を実感できます。
また、スタジオレッスンは基本的に60〜90分に設定されていることが多いですが、長時間やるからといってヨガの効果が高まるわけではありません。
もし2本連続で受けようと思われる方は、リラックス系のレッスンとハードなレッスンを組み合わせるなど、どちらかで心身を緩め落ち着かせる時間を作ることが大切です。
ヨガは毎日わずか10分でも効果がありますよ!以下の記事も良かったらチェックしてみてくださいね。
>>毎日10分のヨガで得られる効果!ヨガ10分でダイエットもできる?
ホットヨガに毎日通うのはNG?
ホットヨガも毎日通ってもOKです!
ただしホットヨガは、高温多湿の環境下で身体を動かす為、常温ヨガよりも身体への負荷が大きくなります。
そのため基本的には、初心者であれば週1〜2回程度、慣れてきたら週3〜4回程度がおすすめです。
毎日受けたい方は、疲れている日にはリラックス系ヨガ、元気な日にハード系レッスンを受けるなど、その日の体調に合わせて受けるレッスンを変える事がとても大切です。
ホットヨガに連日通う場合は、くれぐれも無理はせずにご自身の身体と相談をしながら行なっていきましょう。
ヨガをやりすぎて逆効果にならないためには?
せっかく始めたヨガなのに、やりすぎで逆効果だと残念ですよね。
逆効果にならない為に注意する点をお伝えしていきます。
- 周りに合わせて無理やりポーズを取らない
- 慢性的症状がある場合は強度や頻度を落とす
- ヨガの効果は『継続し定期的に行うことで得られる』と理解しておく
①周りに合わせて無理やりポーズを取らない
大勢いるスタジオの中でレッスンを受けていると、周りと流れやポーズを合わせようとしてしまう事があると思います。
しかし、ヨガは周りと比べるものではなく、ご自身の安定する心地のいい場所を探していく事がとても重要です。
ご自身の身体の事はご自身が1番分かっているはず!
なので、少しでも痛みや違和感を感じたら無理をせずにポーズを緩めたりおやすみしましょう!
②慢性的症状がある場合は強度や頻度を落とす
肩こりや腰痛・偏頭痛など普段から慢性的に痛みがあり、ヨガをすると痛みが増してしまう方もいらっしゃるかと思います。
その場合には、やさしいレッスンを受けたり、週4回通っている所を1.2回に減らすなどして、痛みがある部位に負荷がかかることを防いでいきましょう。
またポーズによっては、慢性的症状をさらに悪化させてしまうものもあるので、かかりつけ医がいる場合はどういった動きを控えるべきか、一度聞いてみましょう。
どんな動きやポーズを避けた方が良いか知る事で、上手くヨガと付き合っていきたいですね。
③ヨガの効果は『継続し定期的に行うことで得られる』と理解しておく
ヨガで大きな効果を感じるにはある程度時間がかかります。
リラックス効果などはすぐに感じられますが、痩せたいという方や、姿勢を改善したいという方は、2,3ヶ月は継続してやるようにしましょう。
ランニングや有酸素運動のエクササイズに比べ、ヨガは消費カロリーが少なく、短期的な引き締めやダイエットには向いていません。
1日に何本も受けたり毎日ヨガをやり過ぎても、身体が上手く使えず、むしろつけたくない部分に筋肉がついてしまったり、体を痛めてしまったりなど、逆効果になってしまいます。
定期的に長く続けることで、インナーマッスルがつき、しなやかなボディラインが作られるという事を念頭に置いておきましょう!
【まとめ】
ヨガの最適な頻度や、毎日行う際に注意する点などをお伝えしてきました。
- やり過ぎてしまうと逆効果になるので、無理せずヨガを継続する
- 常温ヨガは毎日行ってもOK!ただし心身に不調を感じたら無理せず休む
- ホットヨガは毎日行ってOK!ただし、身体への負荷が高い為、その日の体調に合わせてレッスンを変えるなど工夫する
やりすぎて逆効果にならない為にも、上手く生活にヨガを取り入れて心地の良いヨガライフを長く続けていきましょう!
スタジオ以外に家でもヨガをやりたい人は、オンラインヨガがおすすめですよ。
ヨガとピラティスどっちが向いているのか解説した記事もあります。