ピラティスインストラクターの年収や給料は？儲からないし将来性はない？

「ピラティスインストラクターになったら年収はどのくらい？稼げるの？」と、将来性があるのか悩んでいる人も多いと思います。

そこで今回は、下記の疑問を解決します。

ピラティスインストラクターの年収は、約300万円前後と言われています。

正社員や業務委託をメインとするフリーランスで給料は違うので、記事内で詳しく解説していきます。

ピラティスインストラクターの平均年収・給料はいくら？

ピラティスインストラクターでの2つの働き方について、平均年収と給料をまとめてみました。

それぞれ解説していきます。

正社員のインストラクターの平均年収・給料

正社員のピラティスインストラクターの給料相場は、

正社員としてヨガスタジオやスポーツジムで働くことは安定した働き方ですが、一般的な平均年収443万円（2021年度の民間給与実態統計調査）と比較すると低めの年収です。

しかし、ピラティスインストラクターとしての人気度や働き方、経験によって収入は変わってきます。

フリーランスや業務委託の平均年収・給料

フリーランスや業務委託として働く場合の給料相場は、1レッスン（約60分）3,000円～5,000円です。

1日のレッスン数	単価3,000円～5,000円	月20日勤務	月22日勤務
2レッスン	6,000円～10,000円	12万～20万円	13万～22万円
3レッスン	9,000円～15,000円	18万～30万円	20万～33万円

年収のおおよその相場は、

レッスンが毎日あるとは限らないため給料は安定しませんが、多くレッスンに入ることができれば年収も上がっていきます。

フリーランスとして働く場合は、自分の好きなような業務量で働けるのがメリットですね。

また1レッスンの給料体制ではなく、生徒1人に対して報酬を支払う方法を採用しているスタジオもあります。

ピラティスインストラクターの将来性は？

ピラティスインストラクターは経験が浅いと給料も低く不安になりますが、働き方によって将来性が広がる職業です。

ピラティスを指導する目的とは、

• 姿勢改善や美ボディ作りの美容目的
• 運動のパフォーマンス向上や筋トレの土台作り
• ケガや病気、日常の悪い癖を治すためのリハビリ

今、日本で流行しているピラティスは、綺麗な女優やモデルに憧れた女性が美容目的で行っていますが、有名アスリートも体を整えるためにピラティスを取り入れています。

またピラティスはもともとリハビリとして考案されたので、病院や医療施設でも取り入れていることが多いエクササイズ。

ピラティスインストラクターとして美容やケガのリハビリなど目的に合わせた指導ができれば、幅広い業界で働くことができると考えられます。

そのため専門知識を広く学んで、指導できるエクササイズの種類を増やしておくとよいでしょう。

未経験でもピラティスインストラクターになれる？>>

海外でピラティスと言えばマシンでのエクササイズが一般的で、ロサンゼルスでは2018年にはショッピングモールにピラティススタジオが入り、今では当たり前な状況になっています。

日本でも流行とか関係なしに、医療やスポーツ業界でもピラティスの需要があるため、日常的に行うエクササイズとして定着していくと考えられます。

ピラティスの資格の種類を解説！おすすめ養成講座を紹介>>

儲かってないインストラクター必見！収入アップのコツ

今の収入をUPさせるコツを6つお伝えしますね！

一つずつ解説していきます。

①：知識・スキル・接客力を磨く

ピラティスインストラクターとして給料を上げるには、ピラティスの知識や指導するスキル、生徒とやり取りをするための接客方法などを磨く必要があります。

また関連する資格を取得すると、専門知識が身につき仕事の幅も広がります。

これは、正社員やフリーランス、どんな職業でも言える大切なこと。

知識を増やしたりスキルUPすることは収入が上がるだけではなく、将来の自分の強みになり自信にもつながっていきます。

②：リピーターを増やす

スタジオがいつも満席だったりレッスンに来るリピーターが増えると、スタジオ側は優秀な人材として高く評価をしてくれます。

その結果、待遇がよくなり収入がUP。

正社員であれば役職がついたり、フリーランスの場合はレッスンを担当できる頻度も増えてくる可能性があります。

③：スタジオを掛け持ちしてレッスン数を増やす

フリーランスや業務委託で収入を上げる場合は、スタジオを掛け持ちしてレッスンの回数を増やしていきましょう。

1レッスンの単価は約3,000円～5,000円が相場です。

• 1日2回レッスンの場合　6,000円～1万円
• 1日3回レッスンの場合　9,000円～15,000円

レッスン数が増えるほど、収入も上がっていきます。

しかし、自分のスケジュールに余裕があっても、スタジオ側からレッスンを毎回同じように任せてもらえるとは限りません。

そのため２～3つのスタジオを掛け持ちしてレッスン数を増やしたり、地域のイベントに参加するなど活躍できる場所を増やすと収入が上がっていきます。

④：レッスンの単価を上げる

フリーランスや業務委託で勤務した場合、スタジオから高評価を受ければレッスン単価が上がり収入UPが期待できます。

レッスンに参加する生徒数やレッスン内容の満足度、スタジオへの貢献や勤務態度で単価が見直されるからです。

勤続年数も考慮してくれるスタジオもありますが、インストラクターは実績が重視されることが多いので、普段から自分のレベルを上げる努力は続けておきましょう。

⑤：SNSなどで影響力をつける

フリーランスはもちろん、スタジオに就職した正社員でもSNSを使った集客で収入をアップさせることができます。

写真映えするポーズやエクササイズ風景を投稿することで話題性を高めたり、ワークショップへ案内するなどの宣伝ができるからです。

集客におすすめなSNSとは、

それぞれに得意とする運用方法や頻繁に使う年代なども違うので、メインになるSNSを決めながら他のSNSもうまく活用してみましょう。

また、SNSを使う利点は、情報が自然と広がっていくこと。

SNSをうまく活用して影響力を持てば、新しい客層の集客につながったり、企業から取材やコラボの依頼も受けることもあるかもしれません。

⑥：独立をする

ピラティスインストラクターがもっとも収入を上げる方法は、独立することです。

生徒数がそのまま収入に直結するので、上手に集客できれば年収700〜1,000万円稼ぐことも夢ではありません。

生徒が集まらないと収入にならないので、資格取得後に1～2年でもスタジオ勤務やフリーランスとして経験や実績を積み自分のレベルをあげて独立を目指すといいでしょう。

以上、ピラティスインストラクターの収入を上げる6つの方法を説明しました。

1つだけを試すのではなく6つの方法をうまく取り入れて、ピラティスインストラクターの収入を上げていきましょう。

【まとめ】

ピラティスインストラクターの年収や将来性、収入UPのコツをお伝えしてきました。

ピラティスインストラクターの年収や給料は平均よりやや下回りますが、知識やスキルを磨いていくと収入を増やすことができる職業です。

インストラクターとしてどのような目的で働くのかビジョンをハッキリ持つことが、将来性をひろげていくことにつながります。

興味を持った人は、資格の取り方やピラティス関連の記事をチェックしてみましょう。

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